ほんりゅう じっくり議論する時間と余裕を(岩佐)

 「支援」訪問があり、研究授業をした。せっかくなので、「新しいスタイル」に挑戦。同僚がやっている「ジグソー法」をはじめてやってみた。ーこれが、なかなかおもしろかったー◆放課後、指導主事も入って簡単な研究会を行った。同僚から「難しくて生徒が苦労していた課題が、結果として生徒の理解を深めたのでは」との指摘。納得。「難しくてわからないけど、(だからこそ)アプローチしていく」、この生徒たちの力に依拠できれば、進んでいく。◆「教科書通りの方が生徒の理解が進むのでは」という指摘をもらった。確かに教科書にも苦労のあとが見られる。◆「学習指導要領にあるように授業はしなければならない」と指導主事から話があった…今回取り上げた内容の学習指導要領における取り扱いの変遷を少し研究してあったので、議論してみたかったがやめておいた。アクティブラーニングも少し話題になったが、短い時間の中で深めようもなかった。◆「いずれにしろ、内容の精選もなく、あれこれやろうとしても、求められている内容を終えることはできない。教科書をなぞっていくだけでも、時間が足りないのでは」と問うてみたが、時間もなく、「5時には生徒が来ているはずだから」と、会を終えてもらった。◆じっくり議論する時間と余裕があるのならば、どれだけでもやりたいところなのだが…残念無念。