ほんりゅう 「不祥事根絶に向けて」(岩佐)

 先日、「不祥事根絶に向けて」と題した「事務所だより」が職場で配布されていました。それに目を通しているうち、この2月に出された「緊急メッセージ 児童生徒の教育に携わる皆さんへ」を思い出しました。▼この文書は「不祥事根絶のためのアピール」といった性格のものですが、内容はもっと踏み込んだものになっています。▼「・・・不祥事根絶はもとより、適正な勤務・服務の在り方について、多様な観点からの協議・提言をいただくことを計画しています」「・・・適正な勤務・服務の在り方について、抜本的・構造的な観点からも見直し、取組に反映します」「・・・教職員の相互理解を深め、全教職員で教育にあたる態勢を強化していただきたい。・・・職場の同僚性や一体感が不祥事に対する大きな抑止力になります」(以上、文書より抜粋)▼このような見地から「岐阜県教職員コンプライアンス向上委員会」が今年度5回開催されました。県教育委員会は「5回の委員会の意見をもとに、諸課題に対する政策と提言をまとめる」としています。どのような政策と提言が出されるかたいへん楽しみです。▼なお、「服務・勤務の適正化を進める」ために、管理職にも先頭に立ってもらって、学校ごとにとりくみをすすめることが重要であることは言うまでもありません。