ほんりゅう ピース・コール-平和憲法を守りましょう- 岩佐

◆6月11日は、国民平和大行進の岐阜県内スタートの日。小雨が降る中、各務原市内をピースウォーク◆開会行事で「岐阜県被爆者の会」代表は「あの惨劇を決して忘れることはできない」と当時の惨状を語った後、安倍内閣の危険な動きに警鐘を鳴らし、「決して二度と戦争を行ってはならない」と訴えられた。最後に、4月のNPT再検討会議の準備委員会で「いかなる状況下でも核兵器が再び使用されないことが人類生存の利益になる」という「核兵器の人道的影響に関する共同声明」に日本政府が賛同しなかったことに対して「日本政府の態度には激しい憤りを感じる。こうなれば、われわれの手で進めていくしかない」と力強く言い切って挨拶を終えられた。迫力ある訴えに、核兵器廃絶に向けて私たちも地道にとりくんでいかなければならないという思いを強くした。◆1時間ほどのピースウォークでは、「核兵器をなくしましょう」「平和憲法を守りましょう」……というピース・コールを繰り返し歩いた。コールの最後が「平和憲法を守りましょう」。ずっしりと重たいフレーズ。さまざまな立場の方々が集まって一緒に「平和憲法を守りましょう」とコールすることはとても大切だ。さまざまな形でこのように声を合わせることが重要だとの思いを強くしたピースウォークだった。