私たち岐阜教組は、「1年単位の変形労働時間制」導入に反対しています。より多くの教職員のみなさんに問題点を理解していただき、導入を許さないとりくみを進めるための特設ページです。ともに考え、導入反対の取り組みにご支援していただければ幸いです。
本日2月18日、岐阜教組との交渉で県教委は条例を3月議会に提案しないと回答しました。
昨年度から私たちは「1年単位の変形労働時間制」を導入するための条例を制定しないことを県教委に求めてきました。北海道と徳島県では昨年 12 月議会で条例が成立、今年4月から導入されることになっています。他にも3月議会で条例の提案がされる県が複数あるという情報が伝わってきています。このような情勢のもと、岐阜県が条例提案を見送ったのは私たちの運動の成果であるといえます。
私たちは昨年9月議会に条例が提案されることを想定し、夏に「岐阜県の学校教育をよくする会」を立ち上げ、オンラインイベントや署名に取り組み、記者発表も行ってきました。9月議会が見送られ、12月議会での提案が視野に入った際には、県・市教委へ要請、オンライン・ミニ講座、学習会などを企画しました。
さらに、3月議会に提案されると想定して、年末から1月にかけてア ンケートを実施しました。回答を受けた際には、このアンケ ート結果を示し「1年単位の変形労働時間制」導入の前提が成立 していないことを訴えました(アンケート結果は近日中にお知らせします)。
この度、岐阜県の学校教育をよくするために多数の市民・団体と「会」を立ち上げることになりました。当面の活動として、学校教員をさらに疲弊させる可能性のある「一年単位の変形労働時間制」の拙速導入に反対するための署名やオンライン集会などに取り組みます。また、「会」への賛同者・団体も募集しています。