ほんりゅう 2024年1月20日(長谷川)

年始早々の携帯の緊急通知に身構えた。能登地震で被災された方にお見舞いを申し上げます。日航機と海保機の衝突も起きた。日航機のCAの適切な指示と乗客の冷静な行動が賞賛されたが、自分がCAや乗客の立場だったら果たして冷静に適切な行動ができただろうか▼航空機内をクラスや学校に例えるなら、CAは教員である。緊急時に、教員はCA同様にプロとしての行動が求められる。一番の対策は〝想定外〟をなくすこと。地震・暴風・不審者侵入から、いじめ・校内暴力・理不尽な保護者からの要求など、想定すべきことは多い。CAの人数が足りないと対応が不十分となるが、学校は教員未配置が普通になっている。非常時に適切な対応ができるのか不安になる。不登校生徒が多数いても〝通常〟の研究授業を強行するのは危機対応が不適切ではないか▼もう一つの対策は〝連携〟。CAはお互い声を張り上げて連絡を取り合った。緊急時に教員が連携できる関係を作ることはとても大切だ▼忘れてはいけない事案がある。寄付された金を裏金にした政治家は、裏金のプロであって政治のプロではない。政治の舞台から退場していただくべきだ。

 

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