岐阜県危機管理部政策課
岐阜県教育委員会(学校安全課)
抗議・要請文
2022年12月26日
岐阜県危機管理部
部長 内木 禎 様
岐阜県教職員組合
執行委員長 長谷川督翁
「Jアラートに関するチラシ」配布に対する抗議
日頃より岐阜県の県民の生活のためにご尽力いただき、敬意を表します。
さて、先日県下全ての学校に「Jアラートに関するチラシ」が配布され、各学校では児童生徒が家庭に持ち帰るように指示がなされました。
このような内容のチラシを学校を通して配布することは大きな問題です。よって、以下のように抗議します。
記
1 現在、政府は「専守防衛」を拡大させる「反撃能力」の保有と、そのための防衛費倍増をおこなおうとしています。そのような状況下で今回のようなチラシを配布することは、県民の危機感をあおって、政府の方針に世論を誘導する効果を持つことになります。そのような政治的な効果が予想されるチラシ・文書を、政治的中立が求められる学校で配布するべきではありません。政府からの周知の要請に対して、学校を通しておこなうことの危険性を熟慮すべきです。
2 チラシの冒頭には「しょうがくせいのみなさんは、おうちのひとといっしょによんでね」とありますが、小学生にとっては、まるで今すぐにでもミサイルが飛来したり、爆風・破片等による被害があるような恐怖感を与えてしまいます。今までに岐阜県上空に飛来したことはなく、全国を見ても爆風・破片等による被害は出ていません。過剰な表現はかえって県民に不安を与えます。
3 依頼文には、児童・生徒や保護者の反応等を各学校で考慮した上で、配布の有無の決定を学校長がおこなうような指示がなされていません。チラシに対して問い合わせや抗議が寄せられた場合、対応する教員や学校長が苦慮する可能性があります。
4 政府からの要請を受けて、このようなチラシを学校を通して配布しているのは全国的に岐阜県のみです。政府の要請に対応すべきか、対応するとしたらどのように対応すべきかを慎重に検討すべきです。今回の対応は様々な配慮がおこなわれておらず、不適切です。
2022年12月26日
岐阜県教育委員会
教育長 堀 貴雄 様
岐阜県教職員組合
執行委員長 長谷川督翁
「Jアラートに関するチラシ」配布に対する抗議
日頃より岐阜県の教育にご尽力いただき、敬意を表します。
さて、先日県下全ての学校に「Jアラートに関するチラシ」が配布され、各学校では児童生徒が家庭に持ち帰るように指示がなされました。
このような内容のチラシを学校を通して配布することは大きな問題です。よって、以下のように抗議します。
記
1 現在、政府は「専守防衛」を拡大させる「反撃能力」の保有と、そのための防衛費倍増をおこなおうとしています。そのような状況下で今回のようなチラシを配布することは、県民の危機感をあおって、政府の方針に世論を誘導する効果を持つことになります。そのような政治的な効果が予想されるチラシ・文書を、政治的中立が求められる学校で配布するべきではありません。政府からの周知の要請に対して、学校を通しておこなうことの危険性を熟慮すべきです。
2 チラシの冒頭には「しょうがくせいのみなさんは、おうちのひとといっしょによんでね」とありますが、小学生にとっては、まるで今すぐにでもミサイルが飛来したり、爆風・破片等による被害があるような恐怖感を与えてしまいます。今までに岐阜県上空に飛来したことはなく、全国を見ても爆風・破片等による被害は出ていません。過剰な表現はかえって県民に不安を与えます。
3 依頼文には、児童・生徒や保護者の反応等を各学校で考慮した上で、配布の有無の決定を学校長がおこなうような指示がなされていません。チラシに対して問い合わせや抗議が寄せられた場合、対応する教員や学校長が苦慮する可能性があります。
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上嶋希代子 (火曜日, 27 12月 2022 14:26)
素早い行動に、感謝します。平和憲法を活かし絶対戦争はしない武器は持たない国として生きてきました。しかし岸田政権は戦争の方向しか見えない。自分の保身のための行動としか見えません。まず子ども�たちをターゲットにした岐阜県は許されない行為だと怒り心頭です。