ほんりゅう 2022年8月20日(岡山)

今年度の組合連夏季学習会が楽しかった。オンラインを併用したが、高山市の現地会場の参加も多く、大いに学び交流ができた。リアルで集まり、同じ場所にいるだけで味わう連帯感というものが、新鮮なものだった▼全体会では「権利手帳から学ぼう」をテーマに岐阜教組の組合員が分野ごとに話をした。権利獲得の話では、何年にも渡って部活動手当・子育て等の権利が改善してきたことを知り、組合が頑張った姿に思いをはせた▼「権利手帳を使った職場対話」の報告では、「『年休』ではなく、『家族の看護のための休暇』が使えることを知っていたら、人生が変わっていたかも」との話を聞いた。「男性の育休取得」の話では「育児を妻ひとりに任せるのではなく、妻を支え、子どもに誇れる生き方がしたい」と語られた▼「扶養手当」が民間の夫は子ども一人に千円。教員は一万円だと「権利手帳」で知り、夫から妻に切り替えた話が紹介された。「組合があるから自分の思いを交渉できる。個人では何ともならないことも、組合なら変える力がある」の言葉に思わず拍手が出た▼県教委・事務所・市教委等の交渉を行っているが、教職員の生活を守り、働きがいのある学校にするために、力を合わせて頑張りたい。

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