ほんりゅう 2021年8月20日(河村)

コロナ禍のオリンピックが終わった。世界中がオリンピックとは何かを考えさせられたのではないかと思う▼ さて、わたしは夏の研究として県教育会館の資料をあさり、「ほんりゅう」の起源を探った。別の記事に気を取られながらも、ようやくたどり着いたのは1991年の春に発行された「教育ぎふ」であった▼それまでは、岐阜県高等学校教職員組合と岐阜県教職員組合が別々に発行していた。ちなみにコラムの名前はそれぞれ、「とんぼのめ」と「扉」。今からちょうど30年前のことである▼結局、どれだけ資料を読んでみても「ほんりゅう」の由来ははっきりとわからなかった。だが、2つの流れが1つになった経緯から生まれたことは分かった。次できることは取材か…▼30年来の資料を読みながら改めて感じたことがある。それは、組合が大切にし続けているのは「人」であり「未来への希望」であること▼夏休みが終わる。この夏子どもたちは何を見て、何を感じてきたのだろうか。わたしは子どもたちと何を語り合うことができるだろうか。ちょっと楽しみになってきた。

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