ほんりゅう 2021年6月20日(河村)

教育ぎふのコラムは「ほんりゅう」と名付けられている。中学校で国語科を教える私は、「ほんりゅう」とひらがなで表記されていることが気になって仕方が無い。とりあえず辞書で調べてみた。「本流」その川の主となるながれ。中心となる流派やグループ。「奔流」勢いのはげしい川のながれ▼1991年5月。現在の岐阜県教職員組合は、今からちょうど30年前に岐阜県教職員組合(義務制学校)と岐阜県高等学校教職員組合(県立学校)が統一されて結成された。このコラムを執筆するにあたって初めて知った事実。お恥ずかしい限りである▼「ほんりゅう」にはどのような願いが込められているのだろう。ちょっと興味が湧いてきた。恐らく、現在の岐阜教組が結成されるにあたって、当時の方の願いが込められているのであろう。今年の夏休みの自由研究のテーマが決まってしまった▼私なりの仮説を立てておこう。『当時の社会情勢の中、教員が結成した組合がいくつもあった。その中でも常に教員、子どもを大切にする「本流」となる組合でありたい』という願いが込められている。どうだろう。すでに結論にたどりついてしまった気がする。いやまだ分からない。さあ、調査を開始しよう。

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