岐阜県では2021年4月から小学校4年生の35人学級がスタートします。しかし、小4の少人数学級を「教職員定数を維持し、少人数指導に充てていた人員を回して」実現すると岐阜県教育委員会は言っています。
いったい「教職員定数はどうように決めているのか」「少人数指導に充てていた人員を何人回すのか、困る職場があるのでは?」等、課題と解決策を明示してくれる学習会を企画しました。
今回は「教職員定数のしくみ」を解きあかします。全国で進められてきた「自治体独自の少人数学級」が正規教職員の増加には繋がらず、むしろ教職員の多忙化に拍車をかけてきたからくりとは?
2020年5月の教職員定数調査で岐阜県の小中学校教員が「定数を大幅に下回り、全国ワースト1だ」と山崎さんは言います。その原因と対策を一緒に考えましょう。
とき | 2021年3月20日(日) |
時間 |
15時~17時 |
会場 | 岐阜県教育会館 |
Zoom併用 | |
参加費 | 無料 |
問合せ |
岐阜県教職員組合 058-215-7301 |
※下のフォームから申し込んでください。
講師:山崎洋介さん
山崎洋介さん(ゆとりある教育を求め全国の教育条件を調べる会)
1962年生まれ。奈良県の小学校教員。昨年3月に退職し、現在 大阪大学大学院で教育制度学を研究。「調べる会」を立ち上げ、教職員の定数の仕組みを解き明かし「本当の少人数学級を前進させる」ために全国で講演や学習会を開催されています。著書には「いま学校に必要なのは人と予算」(新日本出版社) 3月には「もっと少人数学級」(旬報社)を発行