【報告】教育署名30108筆を県議会議長へ提出(最終30503筆12/4)

森県議会議長「子どもたちのために慎重に審議する」

森県議会議長に請願を手渡す土岐実行委員長
森県議会議長に請願を手渡す土岐実行委員長

11月30日、ゆきとどいた教育をすすめる岐阜県実行委員会は、岐阜県議会棟で教育署名提出集会を開催しました。岐阜県議会の森正弘議長に30108筆の署名を提出。森議長は「教育署名の請願項目は、どれも将来を担う子どもたちのために重要なこと。議会でも慎重な審議をしたい」と述べました。

 

提出集会で3万筆を超えたのは6年ぶり。コロナ禍での少人数学級を求める県民の願いが高まっていることを感じました。

 

集会で土岐実行委員長は「コロナ禍で子どもたちも苦しんでいる。大震災の際は子どもたちの心の痛みをケアする対策が最大限にされた。安心して学ぶためには、少人数学級を実現するだけでなく、一人ひとりが大切にされる教育条件が必要だ」と挨拶をしました。

 

紹介議員となった中川県議(共産)は「新型コロナの影響で県の税収が300億円減る。教育委員会にも10%の予算削減をと言われるが、こんな時だからこそ教育分野は予算を減らすべきではない。子どもたちのためにこの署名の願いを実現したい」と述べました。

 

実行委員会の各団体からは、「9月に少人数学級の請願をしたが3秒で不採択に。12月議会では国に対して意見を上げるよう再び請願した(新婦人)」「地域の方や、PTAの方などに地道に声をかけ活動した(退女教)」「幼稚園・保育園にも声をかけた。園長先生から『今年はチャンスですね』と言われた(支部)」「駅前の街頭署名に若い組合員も参加して元気になった(支部)」など、この期間の活動報告があり、交流しました。 

岐阜県への署名は12月4日(金)午前まで受け付けます。国会への提出は2021年1月です。まだ間に合います。お届けください。

 

多くの学校、PTAをはじめ、各種団体、岐阜教組組合員の皆さんの大きなご協力に感謝申し上げます。皆様のゆきとどいた教育への願いが実現するよう、これからも運動をすすめて参ります。