ほんりゅう 2020年11月20日(岡山)

非常勤講師で、未だに自分の年休日数をご存知ない方、間違って知らされている方がいます。小中学校は勤務条件通知書に年休日数が書かれていません。県立は間違って書かれていたため、通知書を再発行しました。県教委は組合の指摘をうけ、誤りの原因であった「1年間の勤務日の日数により付与」の文言の削除を通知しました。多くの非常勤講師は、「1週間の勤務日の日数」で任用されているので、年次休暇日数表の見方が訂正されました▼非常勤講師は一人一人、勤務の仕方や勤続年数が違うので、管理職が本人に正しい年休日数を知らせる必要があります。組合は「管理職が一人一人に口頭ではなく紙で年休日数を示すように」と求めています▼小中学校の「週の勤務の計画」には、1週間の授業時間5時間×35週=年間175時間のみ書かれ、準備時間が記されていない実態もあります。準備時間を1/3、1/4と取りながら実績簿に入力できることを知らない方や言えない方は、準備時間を取らないことになり、支給額がその分減ることになります。県教委も、「準備時間を入れてない『週の勤務の計画』はおかしい」と言っています▼非常勤講師の生活の改善のため、小中学校も県立学校も準備時間を取れるようにしていくことが大切です。

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