ほんりゅう 2020年8月5日(岡山)

組合連の勤務改善3分間アンケートに、「『月45時間』の残業時間を守る」ことについて多くの疑問や不満の声が寄せられている▼「18時までに帰れ、45時間を守れ」と言われるが業務が減らなければ無理。消毒作業があり、授業も空き時間がなくつらい/時間を超えたことの注意だけで、具体的な対策は本人まかせ。注意を受けて嫌な思いをしたくない/「働き方改革」は中身がない。教員を増やし、仕事一つ一つに対策するべき。「何時までに仕事を終わらせましょう」ではデータを正しくつけない人が増える/放課後、保護者対応で遅くなり、教務が「遅くなりそうだったから」と(勝手に)打刻していた▼県教委への申し入れの際、「4・5月の上限45時間はどんな状態か」と聞いたら「よい状態」とのことだった。臨時休校中だったからそうなるだろう。いま学校が再開され、消毒等の業務が増えた上、「明日は子どものために何をしよう」と考える時に、時間で責められるのは苦痛である。しかし、「正しく記録すること」が実態を明らかにし、改善させることにつながる。あってはならないが、倒れたら過労の証明になる。(公務災害認定)▼「働き方改革」の目的は、「健康に働くための改善」である。業務を減らし、人員を増やしたい。自分のために、子どもたちのために。