【新型コロナ】県教委への第三次申し入れ

3月24日、岐阜教組は新型コロナ対策について県教委に第3次申し入れをおこないました。
新年度の学校再開などに関連した要望などを伝えました。判明したことの要点をお知らせします。

(1)学校再開について

  • 文科省からの通知を受け、県教委の方針を県立高校におろした。各教育事務所には、説明を行うつもり。「Q&A」は随時更新していく。
  • 県立:4月8日(部活再開も)「3つの条件が同時に重なる場を徹底的に避ける」
  • 小中:4月6日,7日,8日(各市町教育委員会が判断)
  • 入学式:卒業式に準じて(式の短縮、2m以上離す等工夫する)
  • 春休み中も、不要不急の外出を控える、部活動禁止(学校施設でケガをした場合保険が下りない)
  • オーバーシュートが起きたら緊急に国からの休校要請があるかもしれない。 

(2)小中学校における県が作成したプリントについて

  • 県教委としてはあくまで参考にということで、必須ではないというスタンス。プリントは教科書を見ながら自習できるようにしてある
  • 3月10日に授業ができなかった時間や指導内容をどうするかを示した通知を出してある。次の担任に指導内容の引き継ぎ書を渡すとか何時間分を次の単元に含めるとか、対応が示されている。

(3)4月当初に再開したとして、再び休校にする目安について

  • 学校保健安全法20条(学校の設置者による臨時休校)、19条(校長判断で出席停止)による。(小中は、市町の対応)
  • オーバーシュートの場合は県が判断するかもしれない。状況次第。
  • 感染者が出たら保健所、医者の指示を受けて対応する。フローチャート等を3/24に県立学校、教育事務所におろした。

(4)部活動について(高体連)

  • 3年生最後となる試合を実施したいという思いはあるが、春休み中は練習禁止→4月18日・19日のIH地区予選の延期を要請。
  • 5月半ばまでに県予選が終わらないと東海大会申し込みに間に合わない→予選ができない場合は各専門部で対応を判断→県専門部長に連絡済み。今後、地区専門部長に伝わり各部へ連絡が行きます。

(5)保護者の収入減を見越した予算措置

  • 小中学校(給食費、教材費など)、県立学校(授業料、教材費、入学金など)の免除等を申し入れました。また情報が入り次第お知らせします。