ほんりゅう 12月20日(森田)

11月後半に沖縄へ修学旅行に行って来た。牧志公設市場は建て替えに伴い、2020年まで仮設営業、首里城は見られない状況だったが、その他はとても充実した良い旅行だった。平和学習に自然体験など、得られるものがたくさん沖縄にはある▼かつてヨーロッパでは、沖縄のことをレキオと呼んでいたが、今でもラジオ局や新聞の名前には残っている。ある文献には「彼らは正直な人間で、奴隷を買わないし、たとえ全世界とひきかえでも自分たちの同胞を売るようなことはしない。彼らはこのことについては死を賭ける」とある。そんなことも思い出し行程を噛み締めて来た▼さて師走となった。来月は沖縄の桜前線かと思うと心が躍り、忙しいことを嘆かないようにしようと思った。沖縄の桜は北から咲いて南下するという事実を、私は数年前まで知らなかった。寒さに当たって花が咲くため、寒い北から咲くのである。不思議だと思ったことが記憶に新しい▼沖縄も大好きだが北海道の寒さも大好きである。北海道では雪が降ると暖かく、晴れると寒い。その湿度や温度の中で過ごす時間がとてもわくわくするのだ。もっと自然と関わりたいと思う、今日この頃である。