ほんりゅう ほんりゅう「働き方改革」…!?(岩田)

教職員の働き方のおかしさがやっと世間に認知されるようになった。たった4%の教職調整手当で際限なく働く事が横行してきた。残業という意識さえなかった。逆にやればやるほど手応えが大きいから始末が悪い。そして昨年末、変形労働時間制が中教審答申に盛り込まれた。一体なにがしたいのか。人も予算も増やさず、やることを減らさずに見かけの残業時間を減らす事ができるのだ。こんな状況を変えるには時間がかかる。教職員だけでなく地域・社会・行政が足並みをそろえて取り組んだ方が効果的である。この改革の試みを、生徒・子どもたちにとってよりよい仕組みになるようにしたいものだ▼『ななつめのやつはし』(Twitterアカウント)にヒントが満載である。職場からすぐにでもできる改革に取り組みたい。人も予算も使わないで安全で健康的な働き方をしていくための「意識改革/職場革命」である。見直したり、改善したりするチャンスであることは間違いない。