ほんりゅう 朗報です!“自宅研修”取れます!(井深)

 

 一組合員として、微力ながらも「職場だより」を出している。7月20日の朝、上記の見出しの「便り」を配った。さっそく講師の方から、「ありがとうございます」と言ってもらえた。夏休みに入り、さらに数人の講師の方から、「自宅研修ってどうやって取ればいいんですか」と聞かれ、用紙を見せながら説明すると、その場で記入して申請書を提出された。私たちの世代からは、「そう言えば、『自宅研修』ってあったね。私、取れなくなったと思ってた」と言われた。正式には「勤務地を離れて行う研修」(教特法22条第2項関係)である。私たち学校で働く者は、子どもたちがいれば、その場を離れることはできない。しかし夏休みなどの長期休業日は、(義務である)研修を豊かに行う絶好の機会。図書館で良書を読むことも、美術館ですばらしい芸術に触れることも、豊かな研修である。今回は岐阜市教育委員会との懇談で話題にし、翌日すぐにメールで各校長に伝えられ、この動きが一気に広がった。岐阜市教育委員会の方々も本気で取り組んでいただいている。ただ一つ言えることは、職場で実際に使う人がいたからこそ、広がったということである(実は当たり前に使えるのだが)。一組合員として、来年の夏休みには全県に広がり、多くの方が豊かな研修をされることを、今から楽しみにしている。