【報告】教育署名26205筆を県議会議長へ提出

ゆきとどいた教育をすすめる岐阜県実行委員会は、12月1日、岐阜県議会棟にて村下貴夫県議会議長に教育署名26205筆を提出しました。

 

この署名は教育費無償化や父母負担軽減、少人数学級の前進などゆきとどいた教育を求め毎年行っているものです。9月のスタート集会を皮切りに、県内各地で取り組まれた重みのある署名です。

 

提出集会では土岐邦彦実行委員長(岐阜大学教授)は挨拶で「『君たちはどう生きるか』が脚光を浴びている。学生からは『こう生きろではなく、どう生きるのかという観点がよかった』と感想を聞いた。合格数を競い合ったり、キャリア教育が叫ばれているが、本来あるべき健全な成長が覆い隠されている。今の社会に適応していく子どもを育てるのではなく、今の社会の状況をどう捉え、考え、主体的に生きていける子どもを育てていきたい」と語りました。

 

各地や団体からは、「三大署名の一つとしてとりくんだ(県労連)」「地域の祭りでとりくみを進めた(西濃)」「新しいつながりを作りながら広めた(恵那)」「子育て中の若い人の取り組みにできた(新婦人)」などの報告がありました。紹介議員になった中川県議(共産)からは「ゆきとどいた教育をすすめることは多くの県民の願い。これが署名の数にも現れている。少しでも多くの県会議員が紹介議員となるようにしていきたい」と挨拶をしました。

 

多くの学校、PTAからご協力をいただきましたことに感謝申し上げます。皆様のゆきとどいた教育への願いが実現するよう、これからも運動をすすめて参ります。