ほんりゅう 「切手を貼ってどうするの?」(森田)

夏に教え子から暑中見舞いのハガキが届いた。毎年その子から贈られてくるのだが、本当にまめだ。「結婚式に来て!」と書いてあり、「もちろん」と答えた▼今、高校では生徒が就職試験のお礼状を書いたり、進学先へ願書を送る時期である。昨日とある生徒が担任の先生にこう言っていた。「先生、切手貼ったらどうするの?ん?投函って何…?あ~、家に持っていけばいいのか」周りの先生方は「………」の状態だった▼そうならないように、先生達は指導してきたつもりだが、切手の買い方・貼り方・封の仕方だけでなく、投函の仕方まで再確認することになるとは思ってもみなかった▼  昨年送られた電報の数が800万通を下回り、サービスを制限することになったというニュースを聞いたが、暑中見舞いを含めた郵便は今後どうなっていくのだろうか?紙の節約やスピード配達のニーズに合わせ、お礼状や出願のデジタル化が進んでいくのだろうか?「まさかそんな…」と、考えることが「古い」と思う準備をするか。