ほんりゅう あなたも岐阜教組へ(岩田)

 この3月で定年退職を迎えた。たくさんの笑顔とたくさんの涙の中で離任式、送別会をしていただいた。“泣かないぞ!”と決めていたが、花束を持ってステージに上がってきたTさんは、既に、ぼろぼろと泣いていた。さらにステージの上から学級の子どもたちの方を見ると、全員が号泣!これで“泣くのを我慢”できる担任はいないだろう▼「私が先生になったとき」という詩がある。その中に、「自分が理想を持たないで 子どもたちに いったいどんな夢が語れるのか」「私が先生になったとき 自分に誇りを持たないで 子どもたちに 胸を張れと言えるのか 」「自分がスクラムの外にいて 子どもたちに 仲良くしろと言えるのか」という一節がある。(ぜひ全文を検索してお読みください)▼退職した今思う。教員として35年間勤められたことや、組合員であることを続けられたのは、家族の協力や理解はもちろん、職場の仲間たちや、さらには子どもたちがいたからだ。しかし、私が教員という仕事が好きで、組合員であり続けることができたのは、このフレーズがずっと頭に残り、自分を励まし続けてくれたから、そしてこのフレーズの通り、組合の中で先生の“理想”や“誇り”や“スクラム”を求めることができたからだと思う▼あなたも、岐阜教組の仲間になりませんか。