2万8千筆超の署名を県議会議長へ提出
12月1日、「ゆきとどいた教育をすすめる岐阜県実行委員会」は今年度の教育署名提出集会を岐阜県議会棟で行いました。
当日は、この日までに届いた28,021筆の署名と請願書を土岐邦彦実行委員長(写真手前左側)から矢島成剛県議会議長(写真手前右側)に手渡し、「ゆきとどいた教育のために、ぜひとも県議会での採択を」と訴えました。
署名は12月2日の夕方まで受け付けます。お手元にありましたら、事務局まで至急お届け下さい。全国への署名は、来年初めに提出しますのでまだ間に合います。よろしくお願いいたします。
集会での発言より
集会の中で、土岐実行委員長は「今年は映画『君の名は』が話題になっているが、今日届けられた一筆一筆の名前に込められた教育への思いに大変重みを感じる。ゆきとどいた教育のために、今後も力を合わせましょう」と挨拶。
参加者からは、「今まで出会った親や、障害者施設の方からたくさん署名が集まった。教育の充実は特別支援の親には切実な問題(岐阜地区)」、「例年よりもたくさん集まった。幼稚園・保育園にも届けてお願いした(中濃地区)」、「組合員だけでなく、他の団体にも広く呼びかけていきたい(東濃西地区)」、「街頭署名の場所を変えたり、工夫して例年よりもたくさん集まった(恵那地区)」などの発言がありました。また、県内の自治体からのアンケート結果から、各市町村の努力で少人数学級や給食費の無償化が進んでいることが報告されました。教育条件が改善されている市町では、人口が増えていると言います。市町村の努力だけでなく、岐阜県として教育への予算をさらに増額してほしいと切に願います。
紹介議員となった中川裕子県議会議員(共産)は、「昨年は他の議員とも協力して一部給付型奨学金を実現できた。この署名が大きな力となっている。100件の申請枠はすぐに埋まってしまった。ニーズが大変大きいと感じる。しかし、返済義務があるなど、受給者にとっては負担が大きい。教育の機会均等のためにもさらに良い制度ができるよう、この署名の力を励みに、皆さんとも力を合わせていきましょう」と述べました。