●一年がスタートして2、3ヶ月過ぎた頃、少しずつ気になることが出てきます。「どうして彼らはあんな感じなんだろうね」とよくぼやいていました。ある先生から「ああいう感じにさせられちゃってるんですよねー」という答えがかえって来ました。目から鱗でした。「現象だけみているだけではダメですよ。どうしてそうなってるのか考えないとね」と教えてもらったように感じました。
●ある(中学校の)先生の実践をきく機会がありました。いやいや、たいへんです・・・。ホントにたいへんです。しかし、その中でも、生徒ひとり一人を大切にし、集団のなかに位置づける実践をすすめています。お話を聞くにつれて、「目の前にある日常・現実の中で、生徒たちの成長の芽を探る他ないのですよ」と諭されているような気分になりました。
●今年度も半分が過ぎました。やっとのことで生徒たちの「生の思い」にふれることができるようになり始めました。これからですね。目の前の生徒のようすだけで一喜一憂するのではなく、生徒たちの「生の思い」、その背景にあるものを見いだす努力をする中で「生徒たちの成長の芽」を見い出していけたらと思っています。