【報告】女性部・夏の学習会in 高山(7/25)

女性部夏の学習会が7月25日(土)に高山市文化センターで行われました。

 

「人間とは何か~比較発達心理学的視点から~」と題した講演を水野有生先生(中部学院大学)に行っていただいた後、3つの分科会(とんぼだまづくり、健康体操チェアエクササイズ、たかはしべんコンサート)に分かれて交流しました。

参加者の感想から

  • 大変有意義な学習でした。「サルが人間になるにあたっての~」(エンゲルス)本を昔読みましたが、その内容とはまた違って、人間の赤ちゃんの発達とチンパンジーの発達の比較という、よりリアルな人間発達の過程を見せていただき、チンパンジーと人間への愛着がわきました。普段関わっている発達障害と言われる子どもたちも発達の過程を愛情をもって見つめていきたいと思いました。
  • 人間にとって人と人との関わり、感情のやり取りなど人間らしい行動が毎日の生活の中で少なくなっている気がしました。職員室でパソコンと向き合って仕事する時間が多く、人間らしくない生活になっていると思いました。
  • 今までに聞いたことのない視点からのお話で、とても楽しく拝聴いたしました。チンパンジーも微笑むことは、しかも、社会的微笑があることは驚きでした。しかし、母親の反応が全く異なっていることを知り何となくホッとした気分になりました。人間の母親が人間の母親で有り得るのは、母からの働きかけをすることだとわかりました。 
  • 素敵なお話をありがとうございました。
  • 今日はありがとうございました。チンパンジーを通して人間を見るという普段は考えない視点でのお話でとても興味深かったです。人間というものはどういうものなのかあらためて考えられ、重度の障がいを持つ子どもたちへの見方をあらためて見直すことができました。子どもたちの笑顔を目指してやっていることは間違っていないんだと思いました。