安倍政権による「教育再生」政策が目白押しである。特定機密保護法案も含め「高校無償化」に所得制限を導入する案も、国民の不安や反対の声を聞かず、審議が続いている(11月20日現在)。教育委員会制度改革、学力テスト結果の公表、教科書選定問題、土曜授業導入など次から次と待ち構えている。こんな大変な情勢の中で、思い出す詩に勇気をもらう。
私が先生になったとき
自分が真理から目をそむけて
本当のことが語れるか
私が先生になったとき
自分が未来から目をそむけて
子どもたちに明日のことが語れるか
私が先生になったとき
自分が理想を持たないで
子どもたちにどうして
夢が語れるか
私が先生になったとき
自分に誇りを持たないで
子どもたちに胸をはれと言えるか
私が先生になったとき
自分がスクラムの外にいて
子どもたちに仲良くしろと言えるか
私が先生になったとき
自分の闘いから目をそむけて
どうして子どもたちに
勇気を持てと言えるか
(作者不詳)
この詩を胸に、目の前の子どもたちを大切にして正面に据え、職場の先生方と手を取り、語り合いながら、そして楽天的に私たちの日々のとりくみを大切にしていきたいと思う。