【報告】8/8 実習教員部・県教委交渉

 実習教員部(実教部)は秋に県教委交渉を行ってきたが、今年度は夏に交渉を行った。今後も、交渉以外の懇談なども視野にいれながら、要求実現のため引き続きとりくみをすすめたい。

実習教員のスキルアップをめざして

 今年度の交渉は主に「実習教員を2級相当の教員(実習教諭)とするための具体的構想と手だて」を県側に打ち出し、このことをきっかけに一歩でも前に進めようと一連の要求をしました。県側は大枠としては2級任用に向けての同意は示すものの、いつまでにどの段階までということに関しては「現在、研究中である」との回答に終始しました。また、実習教員のアンケートでも実習助手の人からの要求が高い「実習免取得のための県主催の認定講習開講」については、「現段階では考えていない」という回答でした。

 私達は「2級相当」になるため、実習教員の「教育職」としてのスキルアップが必要と考えます。その点でも、この実習免取得のための認定講習が行われることが最も基本的な事と考えます。県がこの講習を復活させることがまず第一歩です。今後も粘り強く懇談や交渉をしていきたいと思いました。

 実習教員の職務内容の要求も前述の事と大きく関わってくるとして、日頃の教育現場での実習教員の活躍を伝えました。また、パソコンの全実習教員への配付については、実習教員が本当に困っている実情を訴えました。