賃金カットは受け入れられないと態度表明
5月中にも再提案が!?
5月24日、岐阜県教職員組合連絡会議(組合連)は、県教委と第1回賃金引き下げ反対交渉を行いました。
各組合から10人の参加で交渉に臨みました。冒頭、県下の各学校から届けられた7,483筆の署名を教職員課長に手渡しました。
岩佐組合連議長から「賃金カットを受け入れるわけには行かない」との態度表明を含むあいさつに始まり、参加者から現場の思いなどを次々と発言しました。紹介します。
◆4年間の賃金カットが終わったと思ったら、こんな提案では到底受け入れられない
◆9か月とはいえ、こんな削減率では生活破壊だ
◆教職員は、身を粉にして働いている、それに報いる施策をしてほしい
◆地方自治の原則を壊すものだ、当局としても努力してほしい
組合連としての発言は、「撤回」「反対」を強く求めるものでした。
これを受けて、県教委は次のように答弁しました。
■皆さんの思いは重く受け止め、知事部局に伝える。
■日頃の先生方の仕事ぶりについても理解し、感謝している。
■今回の賃金カットは「国からの要請」である。
■国が「職員給与の減額を前提とした地方交付税の減額」をした。
しかし、3月県議会では今年度予算が賃金削減をしない金額で決定されています。とうてい納得のできない答弁に対し、再回答と再交渉を求めました。今後も教職員に対し、丁寧に交渉を進めてほしいと申し入れて交渉を終わりました。 5月中にも新たな回答、もしくは提案がされると考えています。
「公務員賃金の引き下げに反対する署名」は10,095筆に!(5/27現在)さらに集めよう!