誰でも、いつでも、どこでも、教育署名!

一人ひとりの署名の積み重ねでゆきとどいた教育の前進を

 2012年度のゆきとどいた教育をもとめる教育署名がスタートしました。全国は7月6日に、岐阜県は7月14日にスタート集会が、それぞれ開かれました。
 ここ数年、「教育の無償化」や少人数学級の拡大については、大きな前進がありました。2010年度の「高校授業料の無償化と私学への就学援助金制度」と2011年度からの「35人学級の拡大」などです。今年度はその前進を維持することができました。岐阜県では私学就学援助金制度も更なる上乗せができ、奨学金についても返還猶予の理由に経済的な理由が加わり猶予制度が拡大されました。
 このことは、保護者や市民、教職員の声に、国や県も応え始めていることを示しています。1989年から23年間取り組んできた教育署名のとりくみが大きな役割を果たしています。
 しかし、まだまだ多くの課題を抱えています。私学の保護者負担は依然として高額ですし、35人学級についても、全国と比べて岐阜県はずいぶん遅れています。給付制の奨学金制度は依然として実現しておらず、それどころか「高校授業料無償化」についても縮小の方向での議論もあります。
 私たちは、切実な声を届けながら、さらに大きく運動を広げたいと思います。皆さん一人ひとりの力がこの運動のすべてです。ご協力をよろしくお願いいたします。

今年度の教育署名、チラシ等のダウンロードはこちらから