【告知】5/15~5/18原水協自治体キャラバン

5月15日(火)~5月18日(金)に、原水協の自治体キャラバンが行われます。「核兵器のない世界のために!広島・長崎被爆写真展・2012」への後援と、「核兵器全面禁止のアピール」署名への賛同を求めて行われるものです。各市町村への要請文は以下の通りです。


「核兵器のない世界のために 広島・長崎被爆写真展・2012

ご協力のお願い

平和と福祉の増進、住民の安全のためのご尽力に敬意を表します。

広島・長崎に原爆が投下されてから67年目の夏を迎えようとしています。あの日多くの命が一瞬のうちに失われ、かろうじて命をつないだ被爆者の方も今もって放射能による身体の不調に苦しんでいます。核兵器の残酷性を身をもって世界に伝える被爆者の方はご高齢になり、核兵器はごめんだという遺志を後世につなぐことが急務となっており、「被爆写真展」はその一助になるものと思います。

2010年の核不拡散条約(NPT)再検討会議では世界の国々が「核兵器のない世界の平和と安全を達成する」ことに合意し、この目標を実現するために多くの国の政府や自治体、市民社会が行動を開始しています。昨年秋の国連総会では、NPT再検討会議での合意にもとづいて今年の中東非核兵器地帯化国際会議の開催地をフィンランドとし、開催準備担当者にフィンランド政府高官を指名しています。こうした世界の変化を生み出す上で、被爆国日本の世論と運動が大きな役割を果たしてきました。

430日から511日まで、次の2015NPT再検討会議に向けた最初の準備委員会がオーストリアの首都ウィーンで開催されます。この準備委員会に向けて、私たちは日本の国内で集めた「核兵器全面禁止のアピール」署名を提出し、被爆体験を持つ国の運動として、ウィーン大学を会場に広島・長崎の被爆の実相を伝える写真展を開催します。また、これに呼応して国内でも「被爆写真展」を開催し、さらにすべての市町村での開催をめざしています。

世界5000以上の都市が参加する世界平和市長会議も8月の原爆展開催を呼びかけています。

つきましては、岐阜県内での「被爆写真展」の開催に、以下の諸点につき、ご協力いただけますよう、心よりお願いする次第です。

1.「核兵器のない世界のために!広島・長崎被爆写真展・2012」の開催に際しては後援・協賛してください。

2.「ヒロシマ・ナガサキ 原爆と人間」パネルを購入し、貸し出しをしてください。

3.公民館など公共施設を「被爆写真展」に無償で提供してください。

4.教育委員会を通じて、小・中・高の生徒に案内してください。

5.広報を通じて「被爆写真展」開催を知らせてください。

6.「核兵器全面禁止のアピール」署名に賛同し、ご協力をしてください。

 

市 長 様                     2012年 4月 18日

                           原水爆禁止岐阜県協議会

会長 篠田久美子

 (連絡先)岐阜市徹明通7-13教育会館303

TEL/FAX 058-242-9701