10/22.10/29 竹内章郎教授の連続哲学講座「新自由主義の嘘」

 市場に任せる自由競争は,よいことか。成果主我賃金は,自己責任だから仕方がないのか。こんにち広がる格差社会と不平等をくつがえす思考はどこにあるのか。新自由主義と対極にある革命的ヴィジョン「能力の共同性」論について学ぶ講座を準備しました。どうぞおいでください。

○とき 2011年10月22・29日(土)13:30~16:30講義と話し合い
○ところ ふれあい福寿会館(岐阜県民ふれあい会館)4階会議室
岐阜市薮田南5丁目14-53 TEL 058-277-1111

◆第1回目 新自由主義批判(10月22日)
市場至上主義は何をもたらすのか0公正で公平な社会を築くうえで,市場のルールや市民権はどこに問題があるのか0新自由主義を徹底的に糺します。

◆第2回目 「能力の共同性」が開くもの(10月29日)
当たり前に思われている個人の能力の私的所有を疑いながら,個人の内部にある共同性・関係性に目を向けます0そして共生のありようや真の平等を問い直します。

    竹内章郎氏は現在岐阜大学地域科学部教授。専門は社会哲学、現代平等論です。著書は『「弱者」の哲学』『現代平等論ガイド』『哲学塾 新自由主義の嘘』『平等の哲学―新しい福祉思想の扉をひらく』など多数です。

主催:岐阜県民主教育研究所
問合せ先:岐阜県教職員組合気付
「民研哲学講座」事務局 058-215-7301