ほんりゅう 2021年12月5日(長谷川)

新「権利手帳」ができました。製作に約2年かかりました。ご協力いただいた皆様にこの場をお借りしてお礼を申し上げます。岐阜県の教職員の待遇や権利について、ほとんど網羅されています。ちょっと調べたいときに辞書のように使っていただければと思います▼別冊として岐阜県の賃金・権利等の改定の歴史等をまとめました。賃金や手当がどんどん増額された時期、権利の獲得がより進んだ時期もありました。近年はボーナスや退職金・手当が削減されることが増えてきています。休暇制度なども拡充がすすめられていますが、不妊治療休暇など、まだまだ不十分です▼何より問題なのは「権利を知らない」「権利を使えない学校現場の実情」ではないでしょうか▼憲法第11条に「基本的人権は侵すことのできない永久の権利」とありますが、第12条には「自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない」ともあります。憲法に書かれていれば社会で行使できるわけではありません。教職員の権利も同様です。せっかく手に入れた制度・待遇を行使するために、要求・主張することが必要で、そのための活動を組合は行っています。困った事があれば、ご相談ください。

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