8月27日に第27回全国私立大学教育研究集会が開かれました。その記念講演で、ノーベル物理学賞を受賞した益川敏英氏は、「ベトナム戦争時にアメリカがノーベル賞級の研究者を集めてつくったジェイソン機関は、科学者を戦争に精神動員して戦争反対を言えなくするための機関だった」と述べた上で、「防衛省の研究助成による研究は、まぎれもなく軍事目的の研究だ」と批判。さらに、「平和や民主主義の問題が守れなければ労働条件も守れない」と指摘し、「労働組合が平和や民主主義の問題に取り組むこと」を呼びかけたということです。
私たちが働く学校現場にさまざまな攻撃がされ、現場の教職員が萎縮してしまっている状況があります。しかし、平和や民主主義の問題に取り組むことは当然のことなのです。岐阜県の学校現場で働く教職員の労働組合である岐阜教組の一員であることに、私は誇りを持っています。“ 教え子を再び戦場に送らない ” これは、平和を讃える崇高なスローガンです！