【教育署名】ゆきとどいた教育をすすめるために今年も署名にご協力をお願いします。

私たち「ゆきとどいた教育をすすめる岐阜県実行委員会」は、1989年から、「教育条件の改善、教育予算の増額、教育費の無償化」などを柱に、ゆきとどいた教育の実現をめざして、全国各地で教育署名を中心とした運動を続けております。今年で28年目の取り組みになります。

 

 

これまでの教育署名の累計は、岐阜県768万筆余、全国4億4200万筆余にもなり、国や地方自治体が教育条件整備をすすめる大きな力になっています。

 

署名用紙などはこちら

35人以下学級の拡充を

 

小・中学校は1980年に国で「1クラス40人」と定められてから35年以上( 高校は1993 年から20 年以上)改善されていません。各県独自の努力で少人数学級の拡大がすすんでいます。少人数学級に関しては、小学校1年生の35人学級を国の責任で実現させました。岐阜県では県独自に、「35人学級」を小学校3年生までと中学1年生に広げてきました。しかしながら、全ての学校・学年の30人学級実現には、道半ばの状況です。

 

岐阜県よりすすんでいる県は隣県にもあります。

諸外国では、1クラスの人数( 国の学級編成基準)は20人前後が当たり前です。


この署名で岐阜県の状況をもっとよくしましょう!

特別支援学校の充実を

特別支援学校には設置基準がないから…

雨の日は体育館にギュウギュウ詰めで「なるべく動かない」体育の授業に。音楽の授業も「なるべく音を出さない」ものに。

特別教室が普通教室になったり、トイレが全く足りない状況です。

教育費の無償化を

6人に1 人の子どもが貧困

 

 平均的所得の半分未満で暮らす家庭の子どもが16.3%と過去最悪(2012年厚労省調査)で、子どもの6人に1人が貧困状態になる計算です。ひとり親世帯では54.6%とさらに深刻です。同時に、学用品代等を自治体が補助する「就学援助制度」を利用する小中学生割合も15.6%で過去最高(文科省調査)です。

 こうした世帯の子どもは、家庭で野菜を食べる頻度が低く(週3日以下が一般世帯の2倍)、インスタント麺やカップラーメンを週1回以上食べる割合は2.7倍と深刻です(2013年厚労省研究班調査)。

 

多額の奨学金返済が

 

 日本の大学は世界的に高い学費でありながら、返済不要の給付制奨学金制度がありません。そのため、卒業時に平均300万円にもなる奨学金という名のローンを学生は負っています。大学院に進学すれば1000万円にも。卒業後の門出を大きなローンを背負ってスタートする異常な事態です。


ゆきとどいた教育をすすめる岐阜県実行委員会

 

岐阜県教職員組合/岐阜県公立高校退職教職員の会/岐阜県退職女性教職員の会/岐阜県母親大会実行委員会/岐阜県労働組合総連合/岐阜私学助成をすすめる会/新日本婦人の会岐阜県本部 (50 音順)


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